うつになりやすいタイプとは?【典型的なうつ病の症状】

ウーマン

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ハート

病気への理解を深める

気分障害というのは気分の浮き沈みや気持ちの高まりや憂欝感などが一定の期間、正常な範囲を超えた状態に達してしまいます。それに伴って当人の考え方や言動面、身体面などに障害が生じたものの総称として使用される病名です。気分障害は周期的に病気を繰り返すことが多くありますが、その反面、病気の時間以外はほぼ正常な状態になります。気分障害は職業生活上、持続的な障害が残ることが少ない病気であり、うつ病、躁うつ病もその一種です。うつ病は当人に精神状態や言動などの落ち込みなどの症状が現れるもので、躁うつ病はうつ状態に加え、精神や言動の高まりが現れる躁状態を交互に繰り返します。職場でうつ病かもしれないと疑わしき人がいる場合、遅刻や欠勤が急に増えたり、仕事が滞ることが多くなったり、口数が少なくなるなどの兆候があらわれることがほとんどです。ほかにも自分を卑下して申し訳ないといった発言や動作が見られたり、自責の念を抱きやすいため辞職をほのめかしたりするなどの特徴もあります。病気の発症や再発に関して職場が関わっている場合、職場内の対人関係によるストレスや長時間労働による過労、睡眠不足が原因になっていることが多いです。加えて人事異動がきっかけになることもあります。こうしたことが原因で発症する病気であることや主な症状を個人や職場が認識することが重要です。うつ病の治療は症状が重い急性期における休養と薬物治療からスタートし、寛解を迎えたら回復期の治療をスタートさせる流れです。基本的に症状の再発を防ぐために薬物治療を継続しますが、環境整備や生活リズムの改善なども同時に行います。回復期には体力をつけるために散歩をしたり、本が好きな人は図書館へ行ったり、スポーツが好きならジムなどに通うなど少しずつ行動範囲を広げることも大事です。起き上がり、きちんと着替えてそれらの場所に出かけていくことが元の生活に戻していくのに役立ちます。医師と相談しながら、その人に合ったことをライフスタイルに組み込んでいくことが重要です。ただし、家事をスタートさせるときに最も注意したいのが料理です。材料をそろえたり、手順を考えたりすることは回復期の治療段階において意外と負担が大きくなります。抗うつ剤の減量が始まり、再発防止期に近づいてきた時点でないとうつ病の再燃・再発につながりかねないので注意します。無理は禁物であることを前提に、徐々にできることを増やしていき、ゆっくりと階段を上っていくように元の生活に近づけていくことが重要です。その間も、もう問題ないと勝手に判断して抗うつ剤の服薬を止めないことが大事になります。回復期、再発防止期においては職場への復帰のためにリワークプログラムへの参加も有効です。